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リモートワーク可能で稼げる職種15選!身につけておきたいスキルも解説

新型コロナウイルス感染症拡大や働き方改革に伴って、リモートワークを導入する企業も増えてきましたよね。

通勤する必要がなく好きな場所から仕事ができるため、リモートワークの自由に働けるスタイルに憧れている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、リモートワークが可能な稼げる職種15選と、身につけておくべきスキルについて説明します。

さらに、リモートワークに必須な環境機材の準備、おすすめのタスク管理ツールも紹介するので、リモートワークに興味がある人は要チェックです!

リモートワークとは

リモートワークとはPCやタブレットなどのデバイスを活用して、会社から離れた場所で働くことを意味します。

最近では在宅ワークという言葉を耳にする機会が増えましたが、在宅ワークとリモートワークはまったくの同義語ではありません。

ただし、出勤せずに自宅から仕事ができるため、会社の遠隔地で働くという点では在宅ワークもリモートワークの一種と捉えられるでしょう。

そのほかにもカフェや図書館、コワーキングスペース、サテライトオフィスなど、勤め先の会社や自宅以外の場所で働くこともリモートワークに含まれます。

リモートワークが対応可能な職種

  • 職場にいなくても仕事ができる
  • 成果が明確
  • お客さまと直に対話する必要がない
  • 専門的な知識が必要

職場にいなくても仕事ができる

リモートワークの最大の特徴は職場にいなくても仕事ができる点なので、大前提としてインターネットを介してできる仕事でなくてはなりません。

インターネット環境さえあれば業務可能な事務職、システムエンジニアなどは、リモートワークに向いていると言えるでしょう。

ただし、金融機関などの高いセキュリティが求められる仕事の場合、情報漏洩の懸念によりリモートワークができない可能性があります。

成果が明確

勤務先の企業へ通勤している人の場合は、上司が常に勤務態度を確認できる状況にあるため、仕事のプロセスも評価してもらうことが可能です。

ところが、リモートワークは勤務態度や仕事のプロセスが評価できないので、仕事の成果が明確で可視化できる必要があります。

具体的には成果を数字で確認できる営業職、クオリティの高低差が分かりやすいライターやデザイナーなどの仕事はリモートワークにおすすめです。

お客さまと直に対話する必要がない

飲食業や介護・看護などお客さまと接する機会が多い職種の場合、残念ながらリモートワークは物理的に不可能です。

一方で、対面が当たり前だと思われていた職種のなかには、Web会議システムの普及によりリモートワークが可能となった職種もあります。

例えば、ひと昔前までは足で稼ぐとされていた営業職ですが、近年ではWeb会議システムを活用することでオンライン営業が普及しています。

専門的な知識が必要

専門的な知識が必要とされるコンサルタントやアドバイザーのほか、国家資格の有資格者などはリモートワークに向いているとされています。

業務内容的にリモートワークが可能である点はもちろん、専門的な知識・スキルの保持者は数が少なく採用しにくいことが主な理由です。

通勤可能エリアのみに絞って募集をしてもマッチングしないため、リモートワーク対象とすることで条件さえ合致すれば遠方の優秀な人材でも採用可能となります。

リモートワークで稼げる職種15選

  • Webディレクター
  • プログラマー
  • エンジニア(IT系) 
  • 営業
  • デザイナー・Webデザイナー
  • ライター・校正・校閲
  • 通訳・翻訳
  • コンサルタント
  • カスタマーサポート 
  • コールセンター
  • 管理業務(人事、経理、総務)
  • 採用支援
  • 企画・マーケティング
  • プロジェクトマネージャー 
  • 設計士・建築士

リモートワークが対応可能な職種」で紹介した条件に当てはまる15種類の職種のうち、以下でその一部を簡単に紹介しましょう。

Webディレクターやプログラマー、ITエンジニアはインターネット環境があれば仕事可能なため、わざわざ通勤せずとも業務に取り組むことができます。

また、Web会議システムの普及によりオンライン営業を取り入れている企業も増加傾向にあり、営業職であっても状況によってはリモートワークが可能です。

デザイナーやライター、通訳などの仕事はリモートワークが可能なうえ成果が明確なので、実際にクラウドソーシングでも募集が多い案件と言えるでしょう。

その他、常時連絡さえ取れれば業務可能なコンサルタント、PCでの作業が基本の管理業務なども遠隔地で働くことが可能です。

リモートワークのメリット・デメリット

リモートワークを行う4つのメリット

  • 通勤する必要がない
  • 職場の人間関係によるストレスが軽減
  • 家族と過ごせる時間が増える
  • 家事・育児・介護との両立がしやすい

通勤する必要がない

リモートワークを行う最大のメリットは、通勤する必要がないため世界中どこからでも仕事ができるという点です。

満員電車による出勤のストレスがなくなるだけでなく、今まで通勤にかけていた時間を趣味や資格取得の勉強に当てられます。

職場の人間関係によるストレスが軽減

エン転職が10,776人のユーザーを対象に、「職場の人間関係」についてアンケート調査を行った結果、転職経験者の半数以上が「人間関係が転職のきっかけになったことがある」と回答。※調査期間:2018年8月29日~9月25日

他人と関わることなく遠隔地から1人で仕事ができるため、職場の人間関係に疲れ切ってしまった人はリモートワークという働き方がおすすめです。

家族と過ごせる時間が増える

会社勤めをしていると残業により帰宅するのが遅くなったり、休日出勤を強いられたりと、なかなか家族と過ごす時間が設けられないという人も多いのではないでしょうか。

リモートワークは通勤が不要なため朝の時間をゆっくりと過ごせるだけでなく、仕事の休憩時間でさえも家族と過ごすことが可能です。

家事・育児・介護との両立がしやすい

「子育てのために田舎へ移住したい。」「親の介護で実家へ移らなければならない。」など、家庭の事情により仕事を辞めざるを得ない人も少なくありません。

リモートワークであれば育児や介護によって仕事を辞める必要がなく、また会社側としても優秀な人材を失うリスクを抑えられます

リモートワークを行う3つのデメリット

  • 紙の書類が利用できない
  • 勤務時間と休憩時間の線引きが難しい
  • 運動不足になる

紙の書類が利用できない

インターネットを活用して社内外の人とやり取りをするため、リモートワークではすべての書類をデータ化しなくてはなりません。

書類をデータ化することで紛失の心配がないなどのメリットも得られますが、普段から紙の書類を利用している企業にとってはハードルが高いでしょう。

勤務時間と休憩時間の線引きが難しい

会社へ出勤して仕事を行う場合はプライベートと仕事で場所が変わるため、仕事のオンオフをはっきりと区別しやすい点が特徴です。

ところが、リモートワークにより自宅で仕事を行う場合、どうしても勤務時間と休憩時間の線引きが難しいというデメリットがあります。

運動不足になる

今まで公共交通機関や自転車、徒歩で通勤していた人は、リモートワークすることによって、必然的に運動不足に陥ってしまいます。

また、家で仕事をしていると休憩時間に気分転換で出歩くこともないため、日ごろから意識して運動を取り入れるようにしましょう。

リモートワークに必要な身につけておきたいスキル

  • 自己管理スキル
  • 文章におけるコミュニケーションスキル
  • 自己評価・改善スキル
  • ビジネスマナー

自己管理スキル

リモートワークではチームメンバーや上司と気軽にスケジュール確認ができないので、目標までに仕事を終えられるためにも自己管理・タスク管理能力が必須です。

最近ではタスク管理に便利な無料ツールが数多くあるため、タスク管理ツールを活用して自分でスケジュールを調整するスキルを身につけておきましょう。

リモートワーク初心者にぴったりな使いやすいツールに関しては、「リモートワークにおすすめのタスク管理ツール」で紹介します。

文章おけるコミュニケーションスキル

Web会議システムを利用してコミュニケーションを図る企業も多いですが、基本的なやり取りはチャットを活用する場合がほとんどです。

チャット上で理解に相違が生じないように、相手に分かりやすい文章を作成できるコミュニケーションスキルが必要になります。

自己評価・改善スキル

リモートワークでは上司による的確な評価を受けることが難しいため、自己評価をして改善点を探らなければなりません。

さらに、どのように改善していくのかを明確化して、スキルアップに繋げられる努力ができる人がリモートワークに向いているでしょう。

ビジネスマナー

社会人にとってビジネスマナーは必須スキルですが、フォローしてくれる上司がいない環境では特に重要なスキルとなります。

クライアントや取引先など社外の人とやり取りを行う場合、リモートワークであっても会社の評判に直接影響を及ぼすため、ビジネスマナーに自信のない人はリモートワークに向きません。

リモートワークにおすすめのタスク管理ツール

自己管理スキルが必須となるリモートワーカーにとって、タスク管理ツールはとても優秀な味方となります。

以下、無料で利用できるおすすめの情報管理ツールを3つ紹介するので、自分に合ったツールを活用してみてくださいね。

Notion

Notion

参照:Notion

今世界中の企業から注目を集めている「Notion」は、オールインワン型の情報管理ツールです。

ドキュメントやファイル、タスク、スケジュールの管理など、用途に応じて使い分けることができ、あらゆる情報をひとつのツールに集約できます。

さらに、リアルタイムコラボレーション機能を搭載しているため、リモートワークでもスムーズな連携が可能です。

Trello

参照:Trello

「Trello」はボード(看板)によるタスク管理を得意とするツールで、タスクの進行状況を視覚的に確認できます。

また、有料版を利用すればタイムラインやワークスペーステーブル、マップなどの便利な機能も使用することが可能です。

カスタマイズ性の高さも評価されており、Trello内のアプリをダウンロードすることで、自分好みに機能をカスタマイズできます。

asana

参照:asana

好みの形式に合わせて自由に仕事を視覚化できる「asana」は、誰でも使いやすいように設計されている情報管理ツール

ボード(看板)、リスト、タイムライン、カレンダーといった主要機能のほか、ワークロードやポートフォリオといったレポート機能も兼ね備えています。

外部アプリとの連携にも対応しており、連携可能なアプリはGoogleドライブやOutlook、Microsoft Office、Slackなど100以上にものぼります。

リモートワークを行う前に準備すること、環境機材

デスク周りおすすめ

長時間PCに向かって作業を行うことになるので、体への負担をできるだけ抑えられるようなデスクとチェアがおすすめです。

また、手に馴染まないキーボードやマウスを使い続けるとストレスに繋がるため、リモートワークを機に仕事向けの機材を新調してみてはいかがでしょうか。

リモートワークでは定期的にWeb会議へ参加する機会が増えるため、カメラやイヤホン(ヘッドホン)も忘れずに用意しましょう。

詳しくは「テレワークでも快適に仕事をする!捗る便利グッズ30選と適切な選び方」を参照してください。

まとめ

リモートワークとは会社から離れた場所で働くことを意味し、自宅やカフェ、コワーキングスペース、サテライトオフィスなど、遠隔地から業務を行うことを指します。

リモートワークに対応できる職種の特徴としては、主に「職場にいなくても仕事ができる」「成果が明確」「お客さまと直に対話する必要がない」「専門的な知識が必要」の4点があげられます。

Webディレクターやプログラマー、ライター、デザイナー、事務職など、インターネット上で完結できる仕事はリモートワークに向いているでしょう。

ただし、顧客の個人情報を扱う仕事や金融機関などは、高いセキュリティ管理が必須となるため、情報漏洩の懸念によりリモートワークができない可能性があります。

この記事を書いた人
スキルバアカデミー編集部